中学受験業界には様々な噂や迷信があります。
そのうちの一つ、難関校の生徒は身長が低いという説について書いていきたいと思います。



学力が高い子ほど身長が低く、難関校は小さな子が多いという話がポストセブンの記事に載っていました。


特に身長に関するデータはないようですが、数名の受験生や保護者への取材を通じて、学力と身長が反比例しているのではないかという主観的印象が書かれています。


その上で背が低くなる理由として、厳しい受験勉強で寝不足になり、成長を阻害しているのではないかと推測をしています。



この記事以外にも、インターエデュなどの掲示板でたびたびこの話題が書きこまれています。



先ほどのポストセブンの記事の最後に
そもそも小学生の受験学力と身長との反比例な相関関係について、誰もまだ研究していないらしいことが疑問だ。学者は何をやっているのだ。研究目的なら、各中学校の新入生の身体測定結果を集められるだろう。早く入試難易度別にチェックしてほしい。このコラムがデマとならないためにもだ。

などと書いているので、自分の母校のデータを軽く紹介したいと思います。




自分が中1のとき、そして高3のときに中学1年生の健康診断のデータを見ましたが、そのときの平均身長はどちらも154㎝を超えていました。



僕の母校が難関校ではないという説もなくはないですが、全国平均の151㎝を大きく上回っているので、測定のミス等で多少数字が変動する可能性を考慮したとしても、身長が低いとは言い難いです。(どうしても母校が難関校かどうか判定したい方は、このブログのどこかに母校を特定できる文章が書いてあるので、頑張って探してみて下さい)



身長に関する研究は世界中で行われていますが、身長は遺伝8割・環境2割という説が主流ですし、その環境というのも睡眠時間というより、栄養など食生活の影響が大きいわけです。(江戸時代は動物性たんぱく質をあまり摂取せず、平均身長は男子で155㎝ほどだと言われています。)


遺伝と食事が大きな要素である以上、たかが小学校3~4年間の睡眠不足で身長が大幅に伸び悩むことは考えにくいですし、伸び悩んだ子が数名いたとしても、難関校に通う人の平均身長を下げるほどではないはずです。(医学的根拠はありません)


むしろ中学受験をする家庭は、全国の平均的な家庭よりも裕福で食事もしっかりとれているので、身長も僅かながら高く出るのではないでしょうか。ポストセブンの記事には、東大生の平均身長は高いと書かれていますが、東大生の親の平均年収は1000万円を超えていて裕福なので、身長が高くなるのかもしれません。(これも医学的根拠はありません)



もちろん、睡眠はとても大切です。寝不足で頭が働かなければ本来の力が発揮できないという悪影響もあります。(これは医学的根拠があります)


しかし、多少寝不足が続いたからと言って身長の伸び悩みを気にしすぎる必要はないと思います。



どうしても気になるのであれば、病院に行くなどして専門家の意見を聞くべきです。ホルモンの異常があるのに、寝不足が原因だと思い込んでしまったら治療が遅れてしまうかもしれません。



今後もこんな雑談と勉強の話を織り交ぜながら記事を更新していくつもりです。




あ、ちなみに僕の身長は180㎝です。