メリークリスマス!と言いたいところですが、いよいよ2020年度入試の期間に突入しました。1月には東京・神奈川以外のほぼ全てで入試が行われますね。


入試が始まったということは、合格者も不合格者も生まれたということを意味します。 まだ12月の入試は本命ではなくお試しの人がほとんどなので、「不合格」という言葉自体に重みはないかもしれません。 しかしいくらお試しとはいえ、不合格になってしまうと落ち込むものです。


次回の最終記事でも書きますが、僕は1月に不合格をくらったとき、メンタルがボロボロになって布団から出られなくなりました。まさにミノムシ状態です。


「お試しなんか気にするな。第一志望の対策を頑張ってきたじゃないか」「むしろここで失敗して良かったじゃん」と励まし続ければ、僕みたいな単純ミノムシ人間なら奮い立つことができますが、中には全く気持ちが切り替えられない人もいるかもしれません。


また、仮にお試し受験では切り替えられる人でも、1月・2月の第一志望校に落ちてしまった場合、併願校に向けて切り替える自信はないはずです。


2年前に2月4日以降の入試後半戦に臨む人へという記事を書きました。このときは、あともうひと踏ん張りだ的なノリで励ますことだけが正解だと思っていました。


しかし、去年、その考え方が大きく変わりました。2月4日にかつて授業をしていた塾から「○○君がまだ1校も合格をもらってない。急遽来てほしい。交通費は出すから!」と頼まれ、交通費をもらうためにその子に会いに行くことにしました。行ってみると既に他の先生達から「切り替えろ」との喝をもらっていたようで、感動の再会を果たしたのもつかの間、「もう切り替えました」と宣言してくれました。


でも、その子の目は完全に死んでいるわけです。心配をかけたくないのか、もう励ましの言葉を聞きたくないのかは分かりませんが、切り替えたように振る舞っていただけでした。思わず「無理に切り替えなくてもいいからね」と言うと、「もうどこも受験したくない」とか一通りの心境を吐きだしてくれました。


そのあとは、その子の将来の夢や僕の将来の夢(?)について語り合いました。最終的には「早く受験を終わらせるために、もうひと踏ん張りしようね~」という結論に至って、何とか立ち直ったようです。(真相は分かりませんが)



このとき、喝を入れる人と共感する人の両方の存在が必要なんだと感じました。喝だけだと押しつぶされてしまうかもしれませんし、共感だけだと気が緩みすぎてしまうかもしれません。


両親そろって同じことを言うよりも、片方が熱く語りつつ、もう片方が聞き役に徹するなど、バランスを取ったほうが本人のモチベーションアップにつながると思います。(これは中学進学以降も同様のことが言えると思います)


いざ不合格をくらったとき、誰がどういう役回りをするのか、事前にイメージしておくことが大切かもしれませんね。



だるま君よ、明日で君の出番も最後だぞ。ハチマキだけじゃなく、ハンカチも用意しといてね。