タイトルを見て「うさんくささ」を感じた人も多いでしょう。今回紹介するのは『現代文 標準問題精講』という参考書です。


『現代文 標準問題精構』は開成の神田邦彦先生が作成されています。実はこの方、榊邦彦というペンネームで執筆活動もしています。『100万分の1の恋人』を書かれた方だ、と聞けばピンときた方もいるのではないでしょうか。


ちなみに2009年開成入試には榊邦彦著の『約束』が出題されました。自分の文章を出したということでしょうね。


さて、『現代文 標準問題精構』は40題もの問題が載せられており、解説は非常にシンプルですが、解き方に必要な知識が分かりやすく紹介されています。そのため、大学受験生の間で人気の参考書となっているのです。


なぜ大学受験向けの参考書をここで紹介するかといいますと、この参考書を読めば、開成の国語の傾向を掴むことができるからです。開成の先生が国語の解説をしているわけですから、入試でどのような記述を目指すべきか、この本に書かれているのです。



先日、この参考書を読んでいると、南木佳士著の『ダイヤモンドダスト』が載っていることに気が付き驚きました。実は南木佳士氏の作品は2017年の開成の入試で出題されているのです。



偶然だろうと思いつつ、念のため他の作者を見てみると……

・榊邦彦(2009年開成中)
・日高敏隆(2014年開成中)
・鷲田清一(2015年開成中)
・内田樹(2010年開成中)

この参考書に載っている出典の作者ばかりが開成の入試で出題されているのです(゜ロ゜)



日高・鷲田・内田の三氏は大学受験で頻出の作者ですが、ここまで被るとなると偶然とは思えません。



2018年は青山美智子さんの作品が出されたよう、今後もこの参考書に記載された筆者の本が出題されるかは分かりません。しかし、開成の先生がどのような解答を求めているのか、中学受験生にどんな文章を読んでもらいたいかという、おおよその傾向は掴めます。ですので、受験生の保護者は一読しておいたほうがいいかもしれませんね。


ちなみに、参考書に載っている著者のうち、個人的に気になる方は以下の通りです。入試で出題される著者を当てたところで問題が解ける訳ではありません。点数アップを図りたい方は【開成中学】2018年入試問一解説を読んで記述の書き方や、記述を解く際に考えるべきことを知ったほうがいいのですが、念のため載せておきます…



説明文・論説文
河合隼雄、長田弘、小坂井敏晶、養老孟司

物語文・エッセイ
小川洋子、山田詠美、江國香織



上記の7名のうち、どなたかの本が数年内に出題されたら、開成受験生は『現代文 標準問題精講』を買う必要がありそうですね(笑)





2018年の開成中学入試についての記事はこちらから
2018年開成中国語 解答・解説




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